“Commensality” – Rethink “Eating” from Hygge in Denmark Commensality, a practice of eating together, is one of our central parts of our life, but how the act of “eating” is connected to our way of living? * If you ever come to Tokyo, you would be surprised how many restaurants and cafes around us. Not only Japanese cuisines but also various kinds of food from all over the worlds gathers in Tokyo. What are more, good qualities with the affordable price. Therefore, eating out to explore something new has become a popular way to have commensality in Tokyo. On the other hand, Denmark, known as the happiest countries in the world, eat less outside but more at home. Why? For one thing, eating with one’s family or friends is a significant part of “hygge.” Thinking of the culture of “hygge,” the process of gathering, cooking and eating together leads to creating “hyggeligt” moment that people can have fun and feel comfortable with. (This is a picture of “common dinner” after collecting materials and cooking together.) This brings strengthening a social relationship but also creating new relations through the act of commensality. For another, the high taxes in Denmark prevents people from the casual eating out. Compared to Japan, where the consumption tax is 8%, Denmark has been introducing 25% of it since 1992. This tax rate seems to be quite high even for the local Danish people. Surprisingly enough, I once encountered a burger cost 128 DKK (approximately 2200 yen) in Copenhagen. I was amazed by the taste of vegan burger at the time, but later, I had to learn the reality of eating out in Denmark. In spite of this situation that there might be less pleasure of eating out in Denmark, people in Denmark do know how to increase their happiness by way of “eating.” * There is no right answer what is the best way to eat. However, what we can learn from Denmark is creating an opportunity to conduct a whole process of “commensality” might be a key to rethink of “eating” as a tool to create a social relationship but also how to eat, what to eat and who to eat with. So, why not inviting someone next to you to cook and have dinner tonight? と、英語だけではわからない!!そんな方に日本語でもお届けしますのでご安心を。 * Commensalityという言葉をご存知でしょうか? これは「共に食事を共有すること、またはその社交グループ」を意味します。 特に親しい仲での食事を分け合う行為のことを指しているのが特徴です。 食べることは生きていく上で不可欠な行為ですが、 「食べる」という行為が私たちの日常生活といかに結びついているか、みなさん考えたことがあるでしょうか? 例えば東京には日本食に加え、多国籍料理屋、パン屋やカフェなど、 数え切れないほどの飲食店があることに驚く方も多いかもしれません。 それがゆえ、東京で家族や友人と食事をするときは外食をすることが一般的になってきています。 一方で、幸福な国と言われるデンマークでは、外食よりも家で食事をする文化が今でも続けれらています。 その理由はなぜなのでしょうか? 一つには、最近話題の「ヒュッゲ」という文化が関係しています。 「ヒュッゲ」とは「居心地のいい空間や雰囲気」を表す言葉としてデンマークでは使われ、 現在でもその感覚が大切にされていることをご存知でしょうか。 この「ヒュッゲ」の観点から「食べる」行為を見てみると、 みんなで集まり、共に料理し、食す。 という一連の流れが、みんなが「居心地がいいなあ」「楽しいなあ」と感じることができるヒュッゲな空間を作ることに繋がっているのかもしれません。 この「食べ物を共に分かち合う行為」はその集団内のつながりを強めることに加えて、 初めて出会う人がいればその人との繋がりをも生むきっかけになります。 デンマークで外食文化が日常的に行われなていないもう一つの理由として、 「25%の高い消費税率」が関係していると考えられます。 1992年から25%の消費税率を導入しているデンマークですが、 この税率は観光客にとってはもちろん、現地のデンマーク人にとっても高いというのだから驚きです。 例えば、私がコペンハーゲンで頂いたあるハンバーガーは、日本円にして約2200円でした。 その時はビーガンバーガー(植物性のみで作られたハンバーガー)の美味しさに心を奪われていましたが、 後にデンマークで外食をすることはこういうことなのか、と学習しました。 このように、どうしても値段がかさすため外食が頻繁にできないデンマークではありますが、 デンマークに住む人々は家で「食べる」ことを通して「幸せ」と思える時間を作ることが上手なのかもしれません。 * 「食べる」行為に正解はありません。 でも、デンマークの人たちが共に料理をすることから始まり、「共に食べ物を分かち合う行為」をする場を作ることから学ぶことができること。 それは、「食べる」ことを社会的な繋がりを生み出すツールの一つとして捉えること、 そして何を・誰と・どう食べるか、ということを再考することかもしれません。 みなさんも今日から、誰かとご飯を作って食べてみてはいかがですか?