HOTEL NUPKA

帯広中心市街地のホテルリノベーションプロジェクトで

コンセプトデザインを担当しました。

他の多くの中規模地方都市とおなじく往時に比べて賑わいが

まばらになってしまった街にどんなホテルができると

街の人の流れが変わるか。どんな場であるべきか。

街の中で、街の外で、様々な場面を観察し、

たくさんの人々と話してコンセプトをつくりました。

１階部分に大きく開口部をとったこのホテルのコンセプトは

「街の山小屋（アーバンロッジ）」。市内外に点在する

魅力的なアクティビティはインターネットを駆使しても

集めづらく、季節によっても変化します。

犬ぞりやツリーハウス、はたまた住宅地に突然ある美味しい飲食店。

山小屋のように、ここにくれば十勝の大地の冒険の情報が

得られる、また山小屋のように旅人との出会いがある、

そういう場が、きっとこの地の旅をより魅力的に

育てていくはずです。