どう暮らすかはどう生きるか

毎月一度、「飲み会とトークイベントの中間」というコンセプトで開催している『BAR UM』。
今月は、中古・リノベーションマンションのセレクトショップcowcamo(カウカモ)の伊勢谷さんをお招きして家選びのポイントについてお伺いしました

本日はその様子をお伝えしながら、『BAR UM』の雰囲気についてもご紹介できればと思います。

 

 

 

会場は会社のエントランス部です。
奥に見えるのがエレベーターで、降りてすぐのところに応接スペースがあるのですが、BAR UM開催時はイベント用に座席を増やしてレイアウト変えしています。

(※左奥の白い小屋はイベント用ではなく常設です!座るとなんだか落ち着くとイベント参加者の方にも人気だとか。。)

 

 

イベントでは、まずは伊勢谷さんのご経歴からお伺いしました。

そもそも何故不動産業界に?というお話では、昔から不動産チラシの間取りを見るのが好きで、学校の宿題で「理想の家」を描いたことがきっかけになったとのこと。

間取り図を見るのって、楽しいですよね…!

自分が住んだらこの部屋にはどの家具を置こうかだとか、部屋からお風呂に向かう時の動線がどうだとか、勝手にどんどん空想が広がっていく感覚が私もとても好きです。
参加者の皆様もやはり家に興味があるということで、頷きながら強く共感している方が複数いらっしゃいました。

 

 

そして次第に話題は家選びのポイントへ。

今後どんな家に住んで生きていこう?と考える時の最大懸案事項の一つが「賃貸か持ち家か」問題だと思うのですが、今回イベントに参加して得た1番の学びが、「持ち家=資産」だということ。

伊勢谷さんは今お住まいの家が持ち家マンション3軒目で、過去の2軒はいずれも売却しているのですが、購入時からほぼ値下がらなかった(2軒目はむしろ値上がり!)とのことでした。

勿論、値下がらない物件を見極めるためには不動産知識と入念で慎重な下調べが必要になるのですが、賃貸の場合は支払金は全て掛け捨てだと思うと、心がぐっと持ち家に傾きます。

 

ただ、購入の場合は頭金などまとまった額の支払いが発生するため、売って買ってを何度も何度も繰り返すのは難しそう。
その点、「あの街住んでみたいな」という気軽さで住まいを変えられるのは賃貸の大きなメリットといえそうです。

つまり、どちらが良いと考えるかはその人が何を大事にしたいと思うか次第、つまり生き方次第ということ。

良い物件との出会いは運と直感→恋人との出会いに似ている、というお話含め、暮らすことって生きることなんだな、自分の選んだ物件に住むって実は不思議で楽しいことなんだなと勝手にしみじみしてしまいました。

 

お話中に運ばれてきたのは今回のおつまみ(スタッフ手製のたこ焼き)。

焼いている間中、食欲をそそる幸せな匂いがふんわりと。お酒を飲みつつ、もぐもぐしながらお話を伺ったのでした。

 

その他、リノベーションについてもお伺いしました。

cowcamo magazineにて伊勢谷さんの実体験が特集記事で掲載されているそうなので、気になった方はそちらもご覧ください。

イベント中にも写真を見せていただいたのですが、選び抜かれたアンティーク家具やアイアンフレームが映画のセットのようにクールでお洒落…!

ドア1枚からご自身で選んだフルリノベとのことで、手間はかかるけれども、伊勢谷さんが非常に愛着を持って空間を大切にしていらっしゃるのだろうな、ということがとてもよく伝わってきました。

 

 

お話をお伺いしながら、たこ焼きをつまみながら、途中途中で参加者の方から質問も飛びながら、あっという間の2時間超。

楽しくゆるりとした平日の夜でした。

伊勢谷さん、どうもありがとうございました!

 

 

最後にこんなご紹介を。

 

 

まち診断!!

BAUMインターン生が作成したこちらの秘密兵器は、簡単な2択問題にいくつか答えるとおすすめの街が表示される+その結果をレシートに印刷できる、というものです。

結果に表示される街は8種類ほどなのですが、これがよく当たる!と参加者の方にも大好評。「今住んでる街がドンピシャで出てきた!?」なんて方もいらっしゃいました。

 

伊勢谷さんにも遊んでいただきました。笑

 

 

皆様が家について考える「場」となれていたら幸いです。

次回のBAR UMもぜひお楽しみに!