Q) 場とはなにか。
A) PがP’になる、装置。
市場で人参を買った、お店の人との会話で気分がほぐれた。
この場合、お客とお店の人、それぞれはお金とモノの交換、
そして会話を通じて情報と気持ちの交流をしています。
別の言い方をすれば、
2人以上の人がいて、なにか変化がおこる。
市場、職場、工場。
劇場、賭場、浴場。
現場、立場、修羅場。
有形の場も、無形の場も
すべてこれにあてはまります。
「場生む」を社名に掲げるデザイン会社 BAUM。
街やお店、ストリートなど物理的な場もつくっていますが
建築の会社ではありません。
つくっているのはコンセプト、ことば、グラフィック。
ロゴ、パッケージ、会社名、商品名、ウェブサイト。
できあがるものは、すべて場だと考えています。
すべてはPがP’になる、装置であるし
2人以上の人がいて、なにか変化がおこるためのものなのです。
「場とことば展」では
そのプロセスに介在する“ことば”を鍵に
場と捉えてデザインすることを紹介します。
ZからAまで、26のキーワードと
因数分解されたデザインから
人を見つめて考え、つくる様子を想像してみてください。
SCHEDULE:
2022.1.21(金) - 1.31(月)
12:00-20:00
*1月21日(金) 19:00-20:00
*土曜・日曜 13:00-18:00
*1月31日(月) 12:00-13:00
ACCESS:
東京都渋谷区渋谷1-23-21
渋谷キャスト スペース