都市の時代、人々はいかなる態度で都市に生息すべきか。
現在、都市単位でのイノベーションが世界規模で求められています。オレゴン州ポートランドでは、この20年間で人口一人当たり22%の
二酸化炭素排出量を削減し、13%の雇用増と実質30%の賃金上昇を達成しました。
「High-growth, Low-carbon city」、エコノミーとエコロジーの両立こそがグリーン・アーバン・イノベーションなのです。
今回、ポートランドから先進的グリーンシティづくりを実践する市開発局(PDC)と企業団が来日し「WE BUILD GREENCITIES PORTLAND CONFERENCE」を開催します。 テーマは「グリーン・アーバン・イノベーション 〜ポートランドに学ぶグリーンシティのつくり方とつかい方」。グリーンシティ開発に関して、革新的技術面と魅力あるまちづくりの両側面から探る絶好のチャンスといえます。ぜひご参加下さい。
▶なぜポートランドなのか? ポートランド市は、自転車通勤率、LEED認証建物数が全米でもトップクラス、また1979年には、いち早く都市成長境界法を制定しコンパクトシティ化に舵を切るなど、環境先進都市のベストプラクティスと言われています。その結果、同市には他州からの居住者も多く、全米で一、二位の「最も住んでみたい都市」に位置づけられています。
▶エコディストリクト
居住快適性とコミュニティの社会関係資本を充実させること、環境整備とコミュニティの文化を通じてまちのアイデンティティを確立すること、環境に優しく適正価格の交通手段を提供すること、ネットゼロエネルギーを実現すること、人間が人間らしく暮らせる都市であること、自然が生態系を持続させられる社会であること、それがエコディストリクトのビジョンです。
日本建築家協会東海支部「ARCHITECT」2013年1月号を参考
▶20分圏ネイバーフッド ポートランド市が目指すのは20分圏ネイバーフッド。そこでは職住遊の都市機能が融合し、適度な人口密度を有し、ローカルビジネスが立ち上がり、まちを舞台とした様々な文化的イベントを謳歌する暮らしが実現しています。そして、その原動力となっているのが、市民の創造的気風とDIY精神。ポートランド流グリーンシティとは、革新的テクノロジーと創造性溢れるクオリティオブライフの結合の成果なのです。
※プログラム、登壇者などは予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。
※プログラム、登壇者などは予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。
トム・ヒューズ
オレゴン州メトロ政府 プレジデント
山崎満広
ポートランド市開発局
ビジネス/産業開発マネージャー
カーク・デイビス
GLUMAC 代表取締役
チャールズ・ケリー
ZGFアーキテクツ
アソシエートパートナー
ディック・シーヒー
CH2M HILL
アドヴァンスブランニング
・用地選定ディレクター
スコット・村瀬
ムラセアソシエ―ツ 主任デザイナー
井上成
エコッツェリア協会専務理事
三菱地所(株)都市計画事業室副室長
●関連イベント情報
Doing Business in Oregon Seminar
主 催:オレゴン州経済開発局、オレゴン日米協会、日本貿易振興機構(ジェトロ)
後 援:東京商工会議所
開催日:2013年4月19日(金)13:30〜17:15
会 場:日本貿易振興機構(JETRO)本部5F展示場 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル
http://www.oregonjapan.org/news/index.html#doingbusiness