カツオは森の中で学ぶ

こんにちは!インターンのsoyです。

わたしは普段学校で教育学について学んでいます。

そんなわたしは毎週日曜18時半になると、
いつも、カツオくんやその親である波平さんに学びの本質について話したい!と思ってしまうことがあるんです。

カツオくんは勉強嫌いで有名ですよね。
だけど、カツオくんはどうやったらバレずにイタズラができるかということに関しては誰よりも考えているし、うまくやってしまいます。
放課後も家に荷物を置いたらすぐに外に出ていくなど、好奇心に満ちています。

でも、家では宿題をしないことを怒られたり、テストの点数が低いと怒鳴られたり。
はたしてテストの点数が悪いのは本当によくないことなのでしょうか?

ふつう「教材」というと紙の教科書をイメージすると思います。
しかし、私の研究テーマでもある「学びの本質」という点から考えれば、
サザエさんを見ることも、公園で遊ぶことも、
世の中に溢れるあらゆるものは教材と言えます。

例えばあるとき森の中でどんぐりを見つけたとしましょう。
ふと、
「なぜひ形が違うドングリがあるんだろう?」
「食べられるのかな?」
と思った瞬間に学びは始まります。
気になって、図鑑で調べたら知識として身につけることができます。

つまり、
自分でわくわくすること、感じることこそが「学びのきっかけ」なのです!

教室の中だけでなくとも、国語算数理科社会はあるゆるところに潜んでいます。

森で感じたわくわくが
植物に対する興味であれば理科だし、
「この森はどのように維持されているのか」という視点に立てば社会科です。
「人工的に植えられた木なのに“自然”という表現が適切なのか」
という疑問なら国語の観点で学ぶこともできますよね。

おや??森の話をしていたら、なにやら良い知らせが。

なんと、4月からはじまる丸の内朝大学で、森に行って学べるクラスがあるようです!!


都会にいながら森と共生していく、アーバン森暮らしを行うためのアイデアを考えるためのクラスです。
授業では国内外の森の現状や、林産業について勉強し、フィールドワークとして熊本県の小国町を訪ね、
森林の間伐の様子や、木材加工所の見学にいきます。

森は教材としても非常によいフィールトだと思います。
森を学べば、世の中との様々な問題との関連がわかるようになる。
たまには書を捨て、森へ出るのも楽しそうですね!

まだ申し込み受付は間に合います。
気になる方はお早めに!

アーバン森暮らしクラス 阿蘇・熊本編
〜大切なことはすべて森が教えてくれた〜

昔から、日本人の暮らしのそばには森がありました。
澄んだ水、木の道具、栄養価の高い肉、野草など、人の生活は自然の豊かな生態系の中で育まれてきました。
ところが近年、生活様式の変化や、木材価格の低下により、国内では手入れの行き届かない不健康な森が増えています。
また都市に暮らす私たちの生活は様々な要因により健康的な暮らしから遠のいています。
都市部でも森との共生を取り入れる“アーバン森暮らし”を目指し、森について楽しく学びます。

詳しくは http://asadaigaku.jp/archives/asadai_kouza/urbanmori